住宅ローンの借換えメリットはタイミング!

それって本当?住宅ローンを見直す借換の目安になる3つのポイント

毎月支払い続けている住宅ローンに頭を悩まされている人は多いいと思います。返済計画のプランが想定していた範囲を超えてしまったため、債務超過に陥り破産してしまうのではないか、とても不安・・・

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借り換えで住宅ローンを見直すのには、多少の手間や費用がかかるものです。ただ、住宅ローンによっては絶大な節約効果を発揮するので是非検討してみてください。

 

史上最低水準まで金利が下がっている今、絶好の借り換えのチャンスです。

 

住宅ローンの金利は、その時々の経済環境に応じて随時見直されています。そのため、タイミングによっては返済中のローンより有利なローンが取り扱われていることがあります。

 

住宅ローンの借り換えというのは、条件の有利な住宅ローンを新たに借りて、現在返済中の住宅ローンを一括返済するということです。

 

金利の低い住宅ローンに借り換えることで、月々の返済額を抑えることができますし、総返済額も少なくできるのです。長期の固定金利が1%まで下がって変動と固定の金利差が縮まっている現在、今後の金利上昇リスクに備えて、今のうちに固定金利にしておこうという人も増えています。

 

では、借り換えの目安は?

 

・ローンの残債が1,000万円以上

 

・返済期間が10年以上残っている

 

1%以上金利が低いローンに借り換えができる

 

住宅ローンの借り換えには、保証会社の保証斜、登録免許税、司法書士手数料、金融機関手数料、印紙税.などの諸背用がかかります。

 

一般的にに、こうした費用を負担してまでも借換のメリットがあるのは、上にあるように@ローン残債が1,000万円以上A返済期間が10年以上残っているB 1 %以上金利が低いローンに借り換えできるなど3つの条件をすべて満たしている人といわれていました。

 

ですが、最近はというと、保証料を無料とする金融機関が登場し、借り換えの手数料が安く抑えられるようになったりして、3つの条件にあてはまらなくても、借り換えのメリットが出ることが多くなりました。

 

メリットが特に気になる方は、まず金融機関でシミュレーションをしてもらうのがベスト!

 

ただ、シュミレーションをすれば必ず借換えができるということではないのでご注意を。

 

シュミレーションしたことによって、ご自身の残債額や、返済計画を見直しながらライフスタイルを修正するきっかけになるだけでも十分なのではないでしょうか。

 

借り摸えできないケースはあるのでしょうか

 

住宅ローンの借り換えをしようと思っても、誰もが借換できるわけではありません。金融機関は借り換えの時に、返済できるかどうか、または担保価値を厳しくチェックするのです。

 

借り換えは、金融機関が新規顧客獲得を狙って行っているものです。そのため、同じ銀行間の借り換えには利用できない場合が多いいです。また、財形住宅貯蓄への借り換えはできません。

 

・持病があって、団体信用生命保険に加入できない場合

 

・ほかのローンを合計すると返済負担額が借り換え先の基準をオーバーしてしまう場合

 

・住宅ローンの滞納履歴がある場合

 

・担保割れしてしまっている場合

 

民間ローンではローン契約者に団体信用生命保険(団信)への加入を義務づけているのが一般的です。なので借り換え時の健康状態によっては、団信へ加入できないために、借り換えができないこともあるのです。

 

また、登記簿上の床面積が50rrl以下の住宅は、借り換えの対象外とされる場合が多いようです。

 

借り換えといえども、新規の申し込み時と同様に審査があるのです。この審査に通らなければ、借り換えることはできません。

 

審査の基準は、様々ですがまず、借り換え後の住宅ローンの返済負担率が、基準をオーバーしていないかどうかという点。

 

このとき気をつけたいのが、マイホーム購入後に自動車や教育資金などで別のローンを組んだ場合や転職で収入が下がってしまった場合。返済負担率は、現在返済中の他のローンも加味して計算されるので、基準を超えてしまう可能性があるのです。

 

また、過去に住宅ローンの滞納歴がある人も、借り換えは難しくなります。そして更に担保となるご自宅の担保価値もとても重要です。

 

購入時よりもマイホー担の価値が大幅に下がった場合には、差額を現金で補てんでもしない限り、担保価値割れによって借り換えることができなくなってしまいます

 

金融機関は、最新の借り手の信用度を見ているのです。状況が変われば、新規の申し込み時には問題がなかったのに、借り換え時には審査が通らない・・・なんてこともあり得るので慎重にゆきたいですね。

 

いかがでしたでしょうか。借換するにも条件があって、細かな部分も考慮しながら計画を立ててゆかなければならない、ということですね。
皆さまも是非参考にしてみてくださいね。
借りる前に唯一できるのが「比較」です。



 
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